CARさっぽろDOZO 2026年9月号

ホワイト・ブラック・シルバーの3台の車のイラスト

ど〜ぞジャーナル

12026年9月号 掲載・約7

車のボディカラー|中古車購入で得する色・損する色についても解説

こんにちは!CARさっぽろDOZO編集部です。

第一回のコラムは、中古車のボディカラーに関するお話です。

皆さん、車を選ぶ際のボディカラー、自分の好きな色を選んでいませんか?

乗りつぶすつもりで愛車を購入するなら、どんな色を買ってもいいのですが、車を安く買いたい、または高く売りたいと考えている方は、できるだけ万人受けするボディカラーの購入をおすすめします。

万人受けするボディカラーは、洗車やメンテナンスもしやすいため、長い目で見ておトクですよ!

このコラムでは、中古車市場で需要が高めの人気色や、ドライバーのライフスタイルにマッチした色の選び方を解説します。

これだけは覚えて!中古車のボディカラー・3つの選考基準

車のボディカラーは、単なるドライバーの好みだけでなく、実用性や資産価値の観点から選ぶこともできます。

ボディカラーにこだわりがなく、自分がこれからどの色の車を買うべきか迷っている方は、次にご紹介する3つの選考基準を意識してみましょう。

将来の資産価値(リセールバリュー)

一台を廃車になるまで乗りつぶすつもりはなく、ライフスタイルに合わせて車を定期的に売って乗り換えたい方は、できるだけ中古車市場で高く売れやすい色を選びたいところです。

一般的に、プライベート・ビジネスの両方で使いやすい車、いわゆる定番色は査定で有利になりやすく、逆に個性が際立つ色はマイナス査定となる傾向があります。

例えば、シルバー系の色は一見地味に見えますが、どんな場面でも浮かずに利用できるため、ドライバーの年齢や立場を問わず人気があります。

汚れや傷の目立ちにくさ

自宅で水を使って洗うのが難しかったり、こまめに洗車するのが苦手だったりする方は、パールホワイトのように汚れが目立ちにくいボディカラーを選ぶのがよいでしょう。

車は基本的に屋外を走ることがほとんどであり、天候や路面の汚れが付着しやすく、走行中は砂ぼこり、泥、水アカなど様々な汚れが付着します。

ボディカラーによっては特に汚れが目立ちやすく、こまめな洗車をしないと汚れが目立ってしまうケースも珍しくないため、メンテナンスの回数が少なくて済む車を選ぶとドライバーの負担が減ります。

これに対して洗車の機会が多い場合は、ブラック系の傷の目立ちやすい色を選ぶと、傷が広がる前に対処しやすいというメリットがあります。

安全性・実用性

ボディカラーは、交通事故のリスクや車内温度上昇といった要素にも影響しています。

事故に遭いにくい色

  • 他の色よりも車体が大きく見える「膨張色」
    → 白、薄めのカラー
  • 他の色よりも距離を近く感じる「進出色」
    → レッド、イエローなど

事故に遭いやすい色

  • 他の色よりも車体が小さく見える「収縮色」
    → ブラック、ネイビー系
  • 他の色よりも距離を遠く感じる「後退色」
    → ブルー系

事故に遭いにくい色を選ぶと、周囲のドライバーから自車が認識されやすくなり、その分追突のリスクが減ると考えられています。

また、太陽光を吸収しやすい濃色(黒など)、原色または明るい色(赤・青・オレンジなど)は、赤外線を吸収して夏場の車内温度が上がりやすくなるため、お住まいの地域によっては参考にしたいところです。

中古車購入で得をしやすいボディカラー3選

車とボディカラーの特徴を踏まえた上で、一般的に中古車購入で得をしやすい色としては、次の3種があげられます。

ホワイト・パール中古車市場で最も評価されやすい
ブラック重厚感・高級感。手入れが前提
シルバー・グレー汚れ・傷の目立ちにくさはトップクラス

安定のホワイト・パール系

中古車市場で最も評価されやすい色は、ホワイト、または真珠のような光沢を持つパールホワイトです。

クセがなく傷も目立ちにくいため、定期的に洗車をしていれば、売却時も高値が見込めます。

ブラック系

重厚感・高級感が評価されやすいのがブラック系で、こちらもホワイト・パール系に負けず劣らず評価が高いボディカラーです。

ただし、ホワイト系と比較した際に汚れやキズが目立ちやすく、夏場も車内温度が上がりやすいため、ガレージなどで保管できる場合に検討したい色です。

シルバー・グレー系

ホワイト・ブラック系に比べて地味な印象があるかもしれませんが、汚れや傷の目立ちにくさという点ではトップクラスのため、シルバー・グレー系も実用性の高さを好むドライバーに人気です。

中古車市場においては、自家用車だけでなく商用車として購入されることも多く、常に安定したニーズがあるボディカラーといえるでしょう。

中古車購入で損をしやすいボディカラー3選

続いては、中古車として購入すると、後々で面倒が増えたり売値が下がりやすかったりするボディカラーをご紹介します。

原色系(レッド・イエロー・ブルーなど)

原色系のボディカラーは、好みにマッチする人には刺さる反面、万人受けする色とはいえません。

したがって、中古車販売店としては在庫リスクを抱えることになり、下取額や査定額が低く設定されやすい傾向にあります。

個性的な色(アースカラー・ツートンカラーなど)

特別仕様車など、一部の個性的な色は人によって評価が分かれるため、人気度によって売値が左右されるおそれがあります。

車中泊・キャンプ仕様のアースカラー(カーキ・オリーブグリーンなど)や、屋根とボディの色を変えたツートンカラーなどは、通年にわたり人気のあるものを選んだ方が安心です。

ブラック系(手入れが苦手な人の場合)

ブラック系は人気のボディカラーではありますが、きちんとお手入れをしていることが条件です。

こまめな洗車や傷のタッチアップなど、ボディをお手入れする時間がなかったり、ケアの知識がなかったりする人にとっては、ブラック系は乗り続けるうちに大きく価値を下げてしまう可能性があります。

【ライフスタイル別】おすすめの中古車ボディカラー

後悔しない車選びを実現するには、お手入れにかかる時間や車を使う理由、購入資金などを考慮して、もっとも自分にマッチするものを選ぶことが大切です。

以下、ライフスタイルに合わせたおすすめのボディカラーについて、中古車の購入を想定して解説します。

定期的に乗り換える場合

家族がいるなどの理由から、ボディサイズやデザインの違う車に定期的に乗り換える予定なら、色は売値が高くなりやすいパールホワイト・ブラックを選びましょう。

シルバーでも悪くはありませんが、人気度でいうと白系・黒系よりは低いため、次の候補にとどめておくことをおすすめします。

メンテナンスの手間を省きたい場合

車庫がなく青空駐車場に車を停めている方、洗車に行く時間がとれない方には、砂ぼこりなどの汚れがカモフラージュされやすいシルバー・グレーのガンメタリック系が最適です。

アウトドア系の趣味があるなど、砂利道や汚れた道を走る機会が多い場合は、ブラウン・ベージュ系を選ぶと土汚れが目立ちにくくなります。

購入時の負担を減らしたい場合

購入時の頭金を減らして良い条件の車を選びたい場合は、あえて不人気色とされる原色系派手なカラーの車を選ぶのも一手です。

年式や状態が良い車の中には、色だけで売値が大幅に落ちていることも多いため、お買い得品を探している方には有効な選択肢です。

まとめ

車のボディカラーを選ぶ際は、売却・下取りを見据えて色を選ぶと、将来の負担を減らすことにつながります。

しかし、せっかく愛車を選ぶなら、直感に従い自分の好きな色を選ぶのも、決して悪い選択肢ではありません。

ボディカラーそれぞれのメリット・デメリットを理解した上で、皆さんのライフスタイルに最適なカラーを選びましょう。

ど〜ぞくん

白・黒・シルバーは間違いない。でもね、色だけで安くなっている一台って、探すと本当にあるんだ。予算を優先するなら、そこが狙い目だよ。

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